カードローンのお試し診断とは?診断で通れば審査も通る?
カードローンを申し込む前に、「自分は審査に通るのだろうか」と不安を感じる方は少なくありません。そんな時に便利なのが、多くの金融機関が提供している「お試し審査」や「簡易診断」と呼ばれるサービスです。これらは正式な審査ではなく、いくつかの簡単な質問に答えるだけで借入可能性を診断できる仕組みになっています。
お試し審査は「仮審査」「借入診断」「○秒診断」など、金融機関によってさまざまな名称で提供されています。基本的な機能は同じで、年齢や年収、他社借入状況などの情報を入力すると、数秒から数十秒で結果が表示されます。あくまで目安を知るためのツールであり、この段階では正式な申し込みにはなりません。
お試し審査で入力する主な項目
お試し審査で求められる入力項目は、金融機関によって若干異なりますが、一般的には以下のような内容です。
- 年齢
- 年収(税込)
- 他社からの借入件数
- 他社からの借入金額
- 雇用形態(会社員、自営業など)
これらの項目は最小限に絞られており、氏名や住所、勤務先名などの個人情報は不要です。そのため、気軽に試せるというメリットがあります。
診断結果の見方と注意点
お試し審査の結果は「ご利用可能と思われます」「ご融資できる可能性があります」といった表現で表示されることが多くなっています。ただし、この結果はあくまで参考程度に考えておく必要があります。なぜなら、実際の審査では信用情報や勤続年数、居住年数など、より詳細な項目がチェックされるからです。
逆に「ご利用が難しい可能性があります」という結果が出た場合も、必ずしも本審査に通らないというわけではありません。お試し審査は限られた情報だけで判定しているため、実際にはもっと有利な条件があるかもしれないのです。
本審査との主な違い
お試し審査と本審査には、いくつかの重要な違いがあります。この違いを理解しておくことで、より効果的にカードローンの申し込みを進められるでしょう。
最も大きな違いは、信用情報機関への照会の有無です。本審査では必ず信用情報機関に照会が行われ、その記録(申込情報)が残ります。一方、お試し審査では信用情報機関への照会は一切行われないため、何度利用しても記録に残ることはありません。これは非常に重要なポイントといえます。
審査にかかる時間の違い
お試し審査は入力後すぐに結果が表示されますが、本審査では数時間から数日かかることが一般的です。下記の表で比較してみましょう。
| 項目 | お試し審査 | 本審査 |
|---|---|---|
| 所要時間 | 数秒~数十秒 | 最短30分~数日 |
| 入力項目 | 3~5項目程度 | 10~20項目以上 |
| 信用情報照会 | なし | あり |
| 本人確認書類 | 不要 | 必須 |
| 結果の精度 | 参考程度 | 最終判断 |
必要書類の有無
お試し審査では本人確認書類や収入証明書などの提出は一切不要です。単純に数値を入力するだけで診断が完了します。これに対して本審査では、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必須となり、借入希望額によっては源泉徴収票や給与明細などの収入証明書も求められます。
書類の準備には手間がかかりますから、まずはお試し審査で可能性を確認してから本審査に進むという流れが効率的でしょう。
審査基準の詳しさ
お試し審査は限られた項目だけで機械的に判定していますが、本審査では総合的な判断が行われます。勤続年数、居住形態、家族構成、過去の返済履歴など、多角的な視点で審査されるのです。そのため、お試し審査で良い結果が出ても本審査で否決されることもあれば、その逆もあり得ます。
お試し審査を利用するメリット
お試し審査には、申し込み前の不安を軽減できるという大きなメリットがあります。特に初めてカードローンを利用する方にとっては、心理的なハードルを下げる効果が期待できるでしょう。
また、複数の金融機関のお試し審査を利用することで、自分に合った借入先を比較検討できます。信用情報に記録が残らないため、気になる金融機関すべてで試してみることも可能です。
信用情報に影響しない安心感
カードローンの申し込みを複数社で行うと、信用情報に「申込情報」が複数記録されてしまいます。短期間に多数の申込情報があると、「お金に困っているのでは」と判断され、審査に不利になることがあります。この点、お試し審査なら何度利用しても信用情報に一切影響しません。
申し込み前の事前確認ができる
他社借入が多い方や、過去に返済遅延があった方など、審査に不安がある場合にお試し審査は特に有用です。本審査で否決されるとその記録も信用情報に残ってしまいますが、お試し審査なら何の記録も残さずに可能性を探れます。
ただし、お試し審査で「利用可能」と出ても、それは確実に借りられるという保証ではありません。あくまで「可能性がある」という段階に過ぎないことを理解しておきましょう。
お試し審査利用時の注意点
便利なお試し審査ですが、いくつか注意すべき点もあります。正しく理解して利用することで、より効果的に活用できるでしょう。
まず覚えておきたいのは、お試し審査の結果はあくまで「目安」であるということです。入力した情報だけで判定しているため、実際の審査結果とは異なる可能性が十分にあります。お試し審査で良い結果が出たからといって、必ず借りられるわけではないのです。
正確な情報入力が重要
お試し審査でも、入力する情報は正確でなければ意味がありません。年収を多めに申告したり、他社借入額を少なく入力したりすると、実際の審査との乖離が大きくなってしまいます。せっかくお試し審査を利用するのですから、正直に入力して正確な診断結果を得ることが大切です。
複数社で試す際の考え方
お試し審査は記録に残らないため、複数の金融機関で試すことができます。ただし、金融機関によって審査基準は異なるため、A社では「利用可能」でもB社では「難しい」という結果が出ることもあります。このような場合、どちらかが間違っているわけではなく、それぞれの基準が違うだけなのです。
複数社で試した結果を比較することで、自分に合った金融機関を見つけるヒントになるでしょう。
お試し審査後の本申し込みについて
お試し審査で良い結果が出たら、そのまま本申し込みに進むこともできます。多くの金融機関では、お試し審査の画面から直接本申し込みページに移動できる仕組みになっています。ただし、お試し審査から時間が経っている場合は、状況が変わっている可能性もあるため、改めて自分の状況を確認してから申し込むとよいでしょう。