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キャッシングの審査とは

キャッシングの審査とは、簡単に言ってしまえば、融資を行った際にその相手が「きちんと貸したお金を返済する能力があるか」、或いは「いい加減な人ではないか」等を確認し、貸付してもいい相手かダメな相手かを判断することです。

 

この審査で確認する基準(審査基準)は、各金融機関によって異なりますが、概ね同じようなことが審査されています。

 

通常、金融機関が行っているキャッシング審査の基準は公にされることはないため正確な基準を明確にチェック項目としてリストアップすることはできませんが、一般的に消費者金融よりも銀行の方が融資における審査基準は厳しい傾向にあると言われてきました。(だたし、これは貸金業法が完全施工される以前の話で、昨今では銀行カードローンの方が様々な制約を受けず借り入れできることからこの限りではないようです。)

 

また、消費者金融には「3件規制」という自主規制のルールが存在しています。

 

この「3件規制」とは、他社からの借り入れ件数が3件以内であれば何の問題もありませんが、借入件数が4件以上ある人には融資を行わないとする消費者金融連絡会で実施されている規定のことです。ですので、事実上、4件以上の借入(利用)がある人はどんなに真面目で金融事故なども起こさず評価される状況であってもこれ以上は消費者金融の審査に通らないということになります。

 

この他にも消費者金融には総量規制というルールが存在しています。

 

総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。(ただし一部除外または例外となる借入れもあります。)

出典:総量規制とは | 貸金業法について

 

この総量規制は、貸金業法によって定められているもので、銀行法が適用される銀行カードローンは総量規制の対象外となっています。

 

つまり、場合によっては、総量規制の制限によって消費者金融で審査に落ちてしまった人が試しに銀行カードローンに申し込みをしてみたらあっさり審査に通ってしまったということが起こりうるわけです。

 

あれ?銀行の方が審査に厳しいんじゃなかった?って疑問に思った人は鋭い人です。

 

そうなんです。最近の銀行カードローンは思いっきり審査に厳しいというわけではなくなったのです。まあ、このへんのカラクリは今度説明するとして、お金が必要なときにアコムSMBCモビットなどの消費者金融に申し込みをして残念ながら審査に落ちてしまったら、銀行カードローンなどを狙ってみるのも良いかもしれませんね。

 

 

審査に通りやすい人と、そうでもない人

 

あなたはキャッシングの審査に通りやすい人ですか?それとも審査に落ちやすい人ですか?

 

キャッシングを利用するときには、必ず事前に本人の収入や財務状態についての審査を受けなければいけません。現金の貸付については、改正貸金業法によって規制が設けられているので、収入などに応じて貸付限度額を設定することが義務付けられています。

 

また、本人確認も以前に比べて厳しくなったので、虚偽の内容を申告した場合は、まず間違いなく審査を通ることはできないでしょう。こことても大事です。最近、キャッシングの申し込みはパソコンやスマートフォンで申し込みする人が多くなってきました。ネットが普及する前は消費者金融の店舗窓口へ足を運び、受付スタッフとの対面申し込みでは確認しながら記入することができ、万が一書き間違いがあってもスタッフの方がいろいろ対応してくれました。ですが、Webからの申し込みをした場合、記入ミスしたら機械的に即アウトです。住所、名前、勤務先等々の変換間違いしないように注意が必要です。

 

数年前までは、定期的な収入のない学生や主婦、高齢者、または収入が安定しないとみなされる女性や自営業者はそもそもキャッシングを受けることさえできませんでした。ですが、現在ではサラリーマンとしての給与以外にも収入を受けられるケースも多くなってきたので、返済が滞り無く行われることが見込めれば、誰でもキャッシングができるようになっています。

 

審査で最も重要視されるのは、過去に重大な返済遅滞などを起こしてしまっていないかどうかです。また、申込をしようとしている時点で、すでに数社から借入をしている場合も、かなり厳しい目で見られることになります。

 

ですので、審査に通りやすい人となるのは、過去に借金返済の遅延や自己破産等の金融事故がない人で尚且つちゃんとした職業に就いている人、審査に通らない人ではなく審査に通りにくい人というのは、勤務年数が1年未満と短い人、引っ越ししたばかりの人、審査に落ちてすぐ何度も他社に申し込みをする人などです。

 

 

審査で有利となる条件

 

キャッシングの審査基準は、各社独自の規定によるものなので、一つの消費者金融の審査に落ちたからといって、必ずしもすべてのキャッシング会社から融資を受けることができなくなるといったわけではありません。ですから、一つのキャッシングの審査に落ちたからといって、すぐにキャッシングを諦めてしまう必要はありません。お金が必要なのですから、二つ三つ他のキャッシングに再トライくらいはしておきましょう。

 

審査に落ちたキャッシングは、審査基準が外部に明らかにされることはありません。どうしたら融資を受けられるようになるのか、或いは、何故融資を受けられないのか等についての質問をしても間違いなく返答してもらえないので、融資の有利不利は聞き出すことはできません。

 

一般論として審査で有利に扱われるのは、会社員として安定した職業についている人です。特に公務員という身分はかなり現金貸付という面では有利に扱われる傾向にあり、実際に手取りとして受け取っている金額にかかわらず、かなり有利な条件で限度額や金利が設定されることが多いようです。

 

そのほかにも、持ち家がある、既婚で家族(子供)がいる、勤務年数が長いなども審査時の有利な条件とされています。