ここ数年で激増しているキャッシングの形式がカードを使ったキャッシングの方法です。

 

カードキャッシングとはその名前の通り、先にカードを金融会社から発行してもらい、そのカードで最寄のATMやキャッシュディスペンサーで使用することでいつでも現金の引き出しができるようにしたものです。信販会社を中心に提供されているクレジットカードと一体になったキャッシングといえばイメージがしやすいでしょう。

 

カードを使ったキャッシングの場合、なんといってもその手軽さや気軽さが最大のメリットです。コンビニエンスストアは全国どこにでもありますし、また、24時間年中いつでも営業をしている場合が多いので、都度現金引き出しの申込をしたり、いちいち銀行に行って残高を確認しなくても、自由にいつでも必要な金額の現金を用意することができるのが便利ではないでしょうか。

 

また、カードキャッシングを使った場合、返済方法もクレジットカードに準じて定期的に行われるので資金管理もしやすくとても便利なのも特徴のひとつです。

 

カードキャッシングの注意点

 

カードキャッシングは、利便性の面で大変すぐれたものですが、その便利さゆえに自分でお金をしっかり管理する能力が問われてきますます。

 

ATMやキャッシュディスペンサーを使った現金引き出しは、キャッシング以外の預金引き出しと同じ手順なので、自分のお金と借りるお金との区別がつきにくくなります。

 

しかし、返済期限を過ぎて入金をせずに返済遅滞を起こしてしまうと、信用情報に傷がつき、後の取引に重大な陰を落としてしまうことになります。特に、あまり銀行に直接出向くことの少ない、コンビニのATMやキャッシュディスペンサーを多く利用する若年層にカードキャッシングの利用による返済事故がよく起きているようなので、充分に注意をする必要があります。

 

しかしながら、便利に使えばカードキャッシングは他のローン形態に比べて格段に使い勝手がよいものなので、ぜひ計画性を忘れないようにしつつ、積極的に利用するようにしてください。